2013年6月3日 フェイスブックより
今年、東大連続合格を狙う中高一貫校と関わる機会があり、少し情報を集めたところ東大家庭教師友の会が発行する「東大生の中学時代」という本を見つけました。東大生80名へのアンケートやインタビューをもとにしています。いくつか面白かったところを書き出してみます。
・東大生の「勉強していない」は本当か
→移動時間中に英単語を覚えたり、塾で講義を受ける時間は入っていない。「ナチュラルな天才」への憧れから「あまりしなかった」と答えるけれども、いろいろな工夫をして勉強している。
・東大生の勉強方法
→一度間違えた問題は2週間後にもう一度解いて徹底的に攻略
。ただし、良問を厳選する。/質の高い参考書を見極める。発行年の新しいものを手に取る。
どういった問題や参考書が良いかは、教師のアドバイスが必要なところですね。
・塾との関係
→授業を聞かずに塾の課題に追われているのは非効率。授業を聞いて理解する方が楽。授業をよく聞かず後で勉強しなおすのも同様。
これも授業の質が問われるところです。
・授業中の姿勢
→同じ授業をずっと集中して聞くのは難しい。先生の出す「重要だぞ」というサインがでたら集中する。また、予習をして分からなかったところは集中する。
意外に、わかりやすい「大事だ」サインが必要だということですね。ちなみに、予習については「予習してわかるような内容なら授業で理解すればいい。反対に、予習で分からないところは考えてもムダ。いずれにしても授業をきちんと聞いていれば済む話。」という予習不要論も。いずれにしても、こういう生徒
を相手にするのであれば、一回一回の授業の教師側の準備がとても大事になりなすね。
・参考書のやり方
→数学は新しい問題をいくつも解く。一方、英語は同じ文を何度も読んで頭に叩き込む、という教科によってやり方を変える意見。一冊の問題集を徹底的にやり込むことで本番前に自信が持てた、という意見も。
・英単語
→毎日20個。3日ほど目を通したら、10個づつずらしながら覚える。英単語を覚えると英文が読めるようになることが楽しかった。
・ごほうび
→成績が良かったら高価なゲームを買ってやる、という体験をした人もいたが、その人もそれがきっかけで机に向かい、次第に成績がよくなることが快感となった、ということでした。学習意欲の市川モデルですと、報酬志向→自尊志向→訓練志向というプロセスでしょうか。どのように移行させるかが大事なところですね。
・計画表よりも勉強後の記録を
→毎日「○○の××を3ページ」など「やったことノート」をつけていた。勉強は効率があがる時もあればはかどらない時もある。それがノートを見ると一目瞭然。本番前に「これだけやった」という自信にもなるし、翌日にやらなければならない内容を整理することができた。勉強もスポーツと同じくメンタルな部分のコントロールが大事ということですね。勉強でも仕事でも取り掛かるまでの心理的ハードルがエネルギーを食いますが、振り返って次に何をしなければいけないかを絞り込むことで、翌日すぐに勉強にとりかかれる、ということも、このメンタルコントロールに含まれるのかも。質の高いルーティンですね。
・教員への印象
→「サバンナのビデオを見せられて、次の授業までにビデオに関することから自分でテーマを設定して調べてレポートを提出」「数検を勧められて高度なテキストを渡された。その誘いがうれしかった。」と知的好奇心を喚起する教員に関する意見もありましたが、そうでない教員についての意見も。しかし、後者の教員についても「当時は、それでも自分達より知識や経験を持った大人。そこから学べることは多いので、『予備校の先生より授業が下手』とか言う意見はどうかと思う。」という意見もありました。
上記のような意見を通じて見えてくるのは、
「どうすれば効率よく勉強できるか」を常に研究している姿勢のようにも見えます。
そうさせる理由は、部活や生徒会などに忙しい中学時代という背景、時間マネジメントをする必要があるということが関係しているように思います。実際、「早く部活をやめた友達の方が、気がゆるんでしまい成績が下がっていた」という意見もありました。
中学時代は、いろいろな経験をする中で、自分なりの勉強の仕方を模索すること自体に意味がある時期なのかもしれませんね。
http://www.amazon.co.jp/東大生の中学時代-東大家庭教師友の会/dp/4569770215/ref=tmm_tankobon_meta_binding_title_0?ie=UTF8&qid=1370236301&sr=8-1
今年、東大連続合格を狙う中高一貫校と関わる機会があり、少し情報を集めたところ東大家庭教師友の会が発行する「東大生の中学時代」という本を見つけました。東大生80名へのアンケートやインタビューをもとにしています。いくつか面白かったところを書き出してみます。
・東大生の「勉強していない」は本当か
→移動時間中に英単語を覚えたり、塾で講義を受ける時間は入っていない。「ナチュラルな天才」への憧れから「あまりしなかった」と答えるけれども、いろいろな工夫をして勉強している。
・東大生の勉強方法
→一度間違えた問題は2週間後にもう一度解いて徹底的に攻略
。ただし、良問を厳選する。/質の高い参考書を見極める。発行年の新しいものを手に取る。
どういった問題や参考書が良いかは、教師のアドバイスが必要なところですね。
・塾との関係
→授業を聞かずに塾の課題に追われているのは非効率。授業を聞いて理解する方が楽。授業をよく聞かず後で勉強しなおすのも同様。
これも授業の質が問われるところです。
・授業中の姿勢
→同じ授業をずっと集中して聞くのは難しい。先生の出す「重要だぞ」というサインがでたら集中する。また、予習をして分からなかったところは集中する。
意外に、わかりやすい「大事だ」サインが必要だということですね。ちなみに、予習については「予習してわかるような内容なら授業で理解すればいい。反対に、予習で分からないところは考えてもムダ。いずれにしても授業をきちんと聞いていれば済む話。」という予習不要論も。いずれにしても、こういう生徒
を相手にするのであれば、一回一回の授業の教師側の準備がとても大事になりなすね。
・参考書のやり方
→数学は新しい問題をいくつも解く。一方、英語は同じ文を何度も読んで頭に叩き込む、という教科によってやり方を変える意見。一冊の問題集を徹底的にやり込むことで本番前に自信が持てた、という意見も。
・英単語
→毎日20個。3日ほど目を通したら、10個づつずらしながら覚える。英単語を覚えると英文が読めるようになることが楽しかった。
・ごほうび
→成績が良かったら高価なゲームを買ってやる、という体験をした人もいたが、その人もそれがきっかけで机に向かい、次第に成績がよくなることが快感となった、ということでした。学習意欲の市川モデルですと、報酬志向→自尊志向→訓練志向というプロセスでしょうか。どのように移行させるかが大事なところですね。
・計画表よりも勉強後の記録を
→毎日「○○の××を3ページ」など「やったことノート」をつけていた。勉強は効率があがる時もあればはかどらない時もある。それがノートを見ると一目瞭然。本番前に「これだけやった」という自信にもなるし、翌日にやらなければならない内容を整理することができた。勉強もスポーツと同じくメンタルな部分のコントロールが大事ということですね。勉強でも仕事でも取り掛かるまでの心理的ハードルがエネルギーを食いますが、振り返って次に何をしなければいけないかを絞り込むことで、翌日すぐに勉強にとりかかれる、ということも、このメンタルコントロールに含まれるのかも。質の高いルーティンですね。
・教員への印象
→「サバンナのビデオを見せられて、次の授業までにビデオに関することから自分でテーマを設定して調べてレポートを提出」「数検を勧められて高度なテキストを渡された。その誘いがうれしかった。」と知的好奇心を喚起する教員に関する意見もありましたが、そうでない教員についての意見も。しかし、後者の教員についても「当時は、それでも自分達より知識や経験を持った大人。そこから学べることは多いので、『予備校の先生より授業が下手』とか言う意見はどうかと思う。」という意見もありました。
上記のような意見を通じて見えてくるのは、
「どうすれば効率よく勉強できるか」を常に研究している姿勢のようにも見えます。
そうさせる理由は、部活や生徒会などに忙しい中学時代という背景、時間マネジメントをする必要があるということが関係しているように思います。実際、「早く部活をやめた友達の方が、気がゆるんでしまい成績が下がっていた」という意見もありました。
中学時代は、いろいろな経験をする中で、自分なりの勉強の仕方を模索すること自体に意味がある時期なのかもしれませんね。
http://www.amazon.co.jp/東大生の中学時代-東大家庭教師友の会/dp/4569770215/ref=tmm_tankobon_meta_binding_title_0?ie=UTF8&qid=1370236301&sr=8-1
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