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2014年4月21日月曜日

わかる「板書」伝わる「話し方」

私立高校の数学の先生が書かれたということで読んでみました。
主な内容をメモ書きすると、以下の通りです。
マロン先生の奮闘日記というブログもされています。
http://ameblo.jp/masayukikurita831/

【板書のスキル】
板書の重要性
提示の効果:学ぶ方法や順序、フレームワーク、文字以外のイメージの活用
明瞭の効果:矢印の4つの効果(時間、因果、順序、位置)
保留の効果:消すものと残すものを決める、子どもの考えを残す、模造紙で隠す
加除の効果:プレートやマグネットを使う、一部を消して復習問題に使う
構成の効果:文字飾りのルールを決める、箇条書きやマークを活用する

CHALKの法則
Color(色):注意喚起=黄色(踏切効果)、アンダーライン・囲み・塗り=赤色
Headling(見出し):学習箇所の提示(ヘッダー)、重要度、内容理解の補填
Account(説明する):色使い、取ってほしいスペース、ノートへの写し方
Look back(振り返って見る):机間巡視を兼ねて後方からバランスなどを確認
Kindness(親切心・優しさ):消してよいか・見えるか(冒頭)の確認
※Colorの法則は黒板で黄色が一番目立つことから。ホワイトボードでは赤色が一番目立つ。
※Kindnessの法則、見えるかの確認は、逆サイドの最前列と最後列に確認する。

文科省 「子どもたちの望む板書」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/002/005.htm
1 続け字、大きさ…読みやすい字で書いてほしい。
2 位置 …黒板の下や両わきに書かないでほしい。
3 色 …色チョークを使ってほしい。何色も使いすぎないでほしい。
4 濃さ …字を濃く書いてほしい。
5 消し方 …書いてもすぐ消さないでほしい。
6 まとめ方 …要点だけ書いてほしい。番号・記号・箇条書きで整理してほしい。
7 順序 …初めから順に書いてほしい。
8 速さ …ゆっくり書いてほしい。ノートする時間をとってほしい。

【話し方のスキル】
話す前におさえておくべきこと
自分の表情を意識する
子どもを理解して信頼関係を深める

話し方のスキル
声に抑揚をつける
話の途中に「間」をあける
聞き手の反応をよく見て話す→つま先は生徒に向ける、板書には背を向ける
要点を短く伝える→10伝えることを2×5で伝える
身近な具体例を挙げる→共感してもらうことこそ、わかりやすさの秘訣
話さないことを決める
聞き手全員には伝わらない

発問のポイント
発問回数を多く設ける
間違ってもいいという雰囲気をつくる
子どもたちの理解度に合わせる
準備すべきはお助けヒント→「わかりません」を見通した授業
有効期限内にほめる→「人は行動してから60秒以内にほめられると繰り返す」

指示のポイント
単指示を徹底する:
一回の指示で出すのは「読む」「書く」「解く」から一つだけ
指示を出したら全員が従うよう徹底する。あるいは待つ。
一つの指示が完了してから、次の指示を出す
指示するタイミングを考える
集中力が落ちてきた、発言が少なくなってきた、課題が早く終わった
集中力をアップさせる魔法のフレーズ
「体をこちらの向けましょう」 →指示は具体的な行動に落とし込む
身近なお手本を生み出す
指示通りに行動できている子どもをみつけ、ほめる ※配慮が必要
意外と使えるオノマトペ
「急いでください」→「はい、タッタカタッタカやろう!」

質問の受け方
質問したことに対するほめ言葉を忘れない(子どもの賞賛、周囲への好影響)
「こういうことでいいかな」の一言がすれ違いを防ぐ(内容の確認)
みんながこうやっている<「私はこうなっています」(一人称で語る)
「なぜならば」が伝えられるようになろう(明確な根拠や理由を伝える)
「今はわからない」と言える勇気を持つ(間違いやあいまいなことを言わない)

2014年4月2日水曜日

授業力向上研修 1クール修了

3月28日に授業力向上研修の3回目が修了しました。
3回目は、1回目の授業アンケートを受けて重点課題を絞ったアクションプランに基づき、短期間でインテンシブ(集中的に)改善を起こした結果を、2回目の授業アンケート結果に基づき分析するという回です。

この3か月間、それぞれの取り組みがあり、その結果を物語風に発表してもらいました。物語にすることは、数字で表れたことの背景を言語化し、様々な取り組みを筋道だてる効果があります。つまり、自分の中に落とし込む消化活動が物語化するという作業です。また、物語にすることで、実践を語る言語が生まれ、交流が進むというメリットもあります。

秀逸なタイトルも生まれ、実りある研修となりました。

スーパーグローバルハイスクール 指定校決定

3月28日に56校が決定しました。内訳は、国立4校(7%),公立34校(61%),私立18校(32%)で、事前予測のとおりSelhiと同程度の割合です。
幹事校は筑波大学附属高等学校です。

応募は246校で、倍率は4.4倍でしたが、国立10校応募で4.0倍,公立は117校で3.4倍,私立119校で6.6倍と、私立の競争率が高かったようです。関東より東の私立は1校のみ、関西より西の私立は1校のみで、情報の地域格差のようなものも見られる気がします。

構想名にはAKBや「がんばっていきまっしょい」などユニークなものもあり、実際にどのような取り組みがなされるのか楽しみです。

私立:
札幌聖心女子学院 Active Dialog -共生の実現へ-
渋谷教育学園幕張 多角的アプローチによる交渉力育成プロジェクト
渋谷教育学園渋  探求型学習を、いかにして「行動できるリーダーの育成」につなげるか
早稲田大学高等学院 多文化共生社会を創造するグローバルリーダー育成プログラム
佼成学園女子中学高等学校 グローバル人材に必要な知的基盤の醸成
順天高等学校    グローバル社会で主体的に活躍する人材育成のための研究開発
品川女子学院    学校と社会が連携し、「起業マインド」を持つ女性リーダーを育成する研究
昭和女子大学附属昭和 実社会や大学との連携による正課授業に連動させるデュアル・グ ローバル・プログラムの研究開発
国際基督教大学高等学校 帰国生と国内生の相互理解教育を発展させたグローバルリーダー 育成プログラム
玉川学園高等部・中学部  国際機関へキャリア選択できる全人的リーダーの育成
公文国際学園高等部    世界へ飛躍する為の総合学習と模擬国連を軸としたグローバルリーダー育成
名城大学附属高等学校   高大協働による愛知県産業を基盤にしたグローバルビジネス課題の探求
立命館宇治中学校・高等学校 社会貢献とイノベーションの志で問題解決に挑む人材を育てる教育 システムの研究開発
立命館高等学校      平和な社会の実現に貢献できる人材の育成を目指す教育システムの研究開発
関西大学高等部     持続可能な地球環境の構築に対するイノベーターの育成
関西学院高等部     国際化重点大学との高大連携による実践的課題解決能力の育成
西大和学園中学校高等学校 
地球規模の課題に挑戦できるグローバルビジネスリーダーの育成
広島女学院中学高等学校 成長目標の共有を通じた生徒・教員協働による高大連携型グローバル人材育成

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